今回のメインイベントはデスバレーです。
別にレンタカー借りていきゃあいいんだけど、
夏のデスバレーは暑く、車の故障とか体力とか考えたらツアーのほうがお得だったので、
ツアーにしました。(ガイドさんも同じ人でした)
朝は7時集合。今日の参加者はうちらだけです。
確かに50度近くまで上がるところに、わざわざ行く物好きはあまりいないよう。
今回我々のミッションは、デスバレーで卵が焼けるかどうか実験をすることです。
そのためにサンマテオから飛行機なのに卵を持ってきました。
(ラスベガスでも売ってるんだけど、15個入りとか買っても仕方ないので)
他に参加者もいないし、我々も2度目のデスバレーなので、
ガイドさんが予定をちょっと変えて、
一番暑いであろう午後、バッドウォーターで実験することに。
行きのドライブはカリフォルニアとネバダの違いで盛り上がりました。
隣の州だけど、いろいろ違って楽しいです。
昨日のザイオンもここデスバレーも同じ谷ですが、
風景が全然違ってそれも興味深いです。
まずはバッドウォーターが望める高台ダンテスビューへ。
ここは標高1800Mぐらいなので、温度もそんなに高くなく、
午前中だからか、夏だからか観光客が少ない!
ちょっと外れたところへ歩いて行くと、周りには物音すらしなくなって、
歩いてる自分がうるさく感じる。
止まるとすっごい静か。
空気の音がするような、キーーンという感じ。
森の中とは全然違う静けさ。
(ちなみにハエが飛んでいて、そいつが静けさを破るんだけど(笑))
エベレストとか登る人ってこういうのを目指してるんだと思った。
このまま瞑想できそう。気持ちいい。
残念ながらそうも言ってられないので、戻りました。
(ちょっと遠くまで行ったので、
ガイドさんにあそこまで行かれた方は初めてですと言われた)
次はザブリスキーポイント。
春(前回は4月初旬でした)と違って観光客はヨーロッパ系が多いみたいで、
英語よりも他の言語(フランス語とか)がよく聞こえてきました。
夏休みだしねぇ。
アーティストポイントへ寄って昼ごはんをたべました。
ビジターセンターの前にある温度計は日陰で45度くらいです。
さてメインイベントです。
バッドウォーターへ向かってる途中、走ってる人を見つけました。
あとで聞いた話だと、サポートの車がついて、
彼は180キロだかなんかを走りきったそうです。この暑いのに…
(キロじゃなくてマイルかもしれないが)
今回、暑さを実感するために高度計の付いた温度計を買って持参。
(ってどんだけやる気やねん!)
まずアルミホイルで枠を作って、中に卵を入れます。
ガイドさんがそれを見てくれている間に、
我々はバッドウォーターを見学してきました。
風が吹くと全身にドライヤーを浴びてる感じです。
バッドウォーターは春のほうが眩しくきれいでした。
多分、たくさん踏まれて汚れてるんだと思われます。
大体20分ほどで戻ってくると、残念ながら卵は全く変化なし。
ちなみに隣の温度計は61度を示しています。(もちろん度Cです)
でも直射日光を浴びてても暑くない。(帽子サングラスはしてますが)
いや、暑いんだけど絶対日本の方が暑い。
ただひたすら喉が乾く。
肌をなめたら塩の味がするから、汗はたくさんかいてるらしい。
だんながバッドウォーター内の温度を測りたいらしいので、
温度計と水をもって引き返していきます。
うちは卵を一方はアスファルトの上に、
もう一方は白いコンクリートの上に置き直して、ガイドさんとおはなし。
卵は乾燥のせいか暑さのせいか、黄身の上が固まってきました。
アスファルトの上のほうが固まるのが早い。
30分くらいしてようやくダンナが帰還。
温度計を塩の上に置いて5分以上待ってみたけど55度が最高だったらしい。
あんた、暑かったろうに。
結局卵は上が固まって終了です。
あれくらいじゃ白身が固まったりしないことが確認されました。
フライパンを事前に1時間とか放置してたらまた違ったかもしれません。
誰か今度するときはフライパンを放置するか、
うずらで挑戦してみてください。
ちなみに普通ここには30分以上いないらしいのですが、
(ツアー客が暑すぎて断念するらしい)
うちらは結局1時間ちょい滞在してしまいました。
ほんと、他のお客さんがいなくてよかった。
さて一日楽しんで、ラスベガスへ帰ります。
夏のデスバレー体験はとても有意義なものでした。
夕飯はリビエラにあるフードコートで中華。
ショー見たかったんだけど、今日も睡魔に襲われ断念です。