2010年7月31日土曜日

アンテロープキャニオンへ

眠い目こすって4時15分起き。5時集合ですから。
とりあえず着替えて顔洗って忘れ物ないか点検して、集合場所へ。
前回泊まったリオよりホテル内で迷いにくいです。

集合場所ではH◯Sの行程表を持った人が一人。
もしや彼もアンテロープキャニオンに!?

座って待ってると、ガイドの人がやってきました。
(今回お世話になったツアーはNKS(ネバダ観光サービス)。日本語ガイドです)
「〇〇様おはようございます! 実はツアーの前にお話が・・・」と勢い込んだせいで、
いきなり前の机で膝をうつガイドさん。
さすがガイドの人は朝からテンション高いです。

ちなみに話の内容は「アンテロープキャニオンが天候のため見られないかもしれない、今ならキャンセル料なしでキャンセルできます」というものでした。
アンテロープは少しでも雨が降ると鉄砲水がきて非常に危険です。
でも正直、天気予報(予報はサンダーストームだった)でそれくらい予想していたし、
行く気も満々だったので、参加することにしました。

バスにはツアーに参加する女の子が一人。
あとの2組はキャンセルの模様でした。(つまりH◯Sの彼は関係なし)

とりあえずここからPageという町まで4時間強のドライブ。
途中休憩ありで前半は爆睡、後半はガイドさんの話が始まりました。
うちはバンの中で家から持ってきた炊き込みご飯を食べ、日焼け止めを塗り、
前髪をアップにしながら、お話を聞きました。
朝早かったとはいえバスの中で身支度をするのは、ちょっと恥ずかしかった。
とはいえ、後ろの席だったので気にもとめず・・・

さてやっと着きました、Pageの町。
ここには大きなダムがあって、大きなダム湖があります。
ダムが見えるところにビジターセンターがあって、ここでもう一度休憩です。
その間にガイドさんが現地と連絡をした結果、
残念ながらアンテロープ行きはなくなりました。
昨日の夜に鉄砲水があって中は水たまりが多く、観光できないとのこと。

やっぱりそうか。確かに天気も微妙。

というわけで代替案、ザイオン国立公園かグランドキャニオンに行くことに。
結局ザイオンになったけど、うちとだんなはザイオン派だったのでうれしい。

そしてまた2時間ドライブ。
ザイオンはpageの町に来る途中近くを通ったので、引き返す形になります。
ふと空を見ると彩雲が!
(彩雲とは虹色を帯びている雲)
うわぁきれぇ。空にかかるよりバックが白だから余計映えるし。はぁぁうれしい。

ところでこのザイオン。日本では馴染みのない名前だけど、
アメリカでは有名どころの国立公園。
うちらもぜひ一度行ってみたいと思ってたのです。
残念ながら機会がないと諦めてたので、行けてちょっとうれしい。
(急遽のツアーなので全然トレイルできなかったのが残念だけど)

さて着きました、ザイオン。
といっても西側9号線からの入場で、ビジターセンターまではまだ遠い。
ガイドさんの説明が続きます。
とその時、ビッグホーンシープ! 
この羊は崖を好んで生息していて、デスバレーにもいるのですが、
まだ出会ったことがない!!
見てみたいなぁと思っていたのですごいうれしい!
ガイドさんもザイオンで見たのは初めてで、
ガイドの中でもあまり目撃例を聞かないということでした。

熱冷めやらん中、車を降りて昼食です(定番ハンバーガー)。
ガイドさんともう一人の女の子と4人でお食事。
彼女はアンテロープを見にラスベガスまで来たらしく、残念そうでした。
LAに留学してるということですが、格好がかわいい。
日本からそのままやってきた感じです。

彼女を見てると、いかに自分がテキトウな格好をしてるか再確認でき、
居たたまれない気分です(苦笑)

昼食も終わり、シャトルに乗り換えて出発です。
(夏のザイオンはバスが走ってて、基本的にこれで移動です)
主要なポイントを見て回ります。
ウィーピングロックという崖の上から水が滴ってるところが良かった。
途中、モルモン教の人たちもいました。
(ガイドさんから特徴ある服装だと聞いていたのわかりました。
 昔のアメリカの田舎な感じです。聞いても分かりにくいけど見たらわかります)

ザイオンのあるユタ州はモルモン教の聖地です。
彼らは植樹をよくするらしく、
このザイオンも彼らの植樹がみのり、多種多様な木があるそうです。
でもそれっていわゆる自然破壊なんじゃあ・・・?
まぁいいけど。

そのまま3時頃までザイオンに滞在して、ラスベガスへ戻りました。

ホテルには5時過ぎに到着。
夕飯はホテルのバッフェ(20ドルくらいだった)で食べて、
お疲れですぐ寝てしまいました。
ラスベガスのショーは一体いつになったら観に行けるのだろう。