2010年10月12日火曜日

蝶々夫人

折角だからオペラも見に行きたいという両親を連れて、今日はオペラへ。
できるだけいい席ということで、オーケストラ席を取りました。

初めて座るオーケストラ席、バルコニー席とは椅子が違うぜ。
ゆったり出来るシートだけど、前にでかい人が座ると舞台が見えない感じ。
折角なのでおしゃれをしていきました(スッピンだけど…)。

ちなみに両親、オペラは初だったので「DVD見て予習しといて!」と注文をつけときました。
予習するのとしないので、面白さが全然違うからね。

題目は「蝶々夫人」 
アメリカで見るとしては微妙かな?とも思ってたのですが、それが全く。
すっごく面白かったです。

黒衣がいて開演前や休憩中に舞台脇の小物を動かしていたり
(歌舞伎は見たこと無いけど、もしかしたらそっくりに動いてるのかも)
もちろん上演中もさりげない仕事をしてたり。

日本人役のキャストの動きもなかなかだった。
特に蝶々さんの動き、女子高生とかマジでしてそう!ってくらいで、
他のキャストも、確かに日本人ってこういう動きするよなっていう動きをしていて、
苦笑いがでるくらい。
衣装も工夫されていて見所があったし。

もともと蝶々夫人は日本の曲が引用されてるんだけど、
今回は少なかったというか、あんまり気がつかなかった。
正直気がつかないなんてありえないと思うんだけど、
演出上曲を控えるなんてことができるんだろうか? 気のせいかな?

もちろん各アリアも素晴らしくて、
特にスズキ・ピンカートン・シャープレスの三重唱が素晴らしかったです。
まぁでもちょっとピンカートンがなぁと思っていたら、
最後の挨拶の時、彼はブーイングをもらっていた。
他がみんなが素晴らしかったので、比較すると確かにちょっと残念でした。

このDVDがでたら欲しいと思うぐらいの、素晴らしいオペラでした。