折角だからオペラも見に行きたいという両親を連れて、今日はオペラへ。
できるだけいい席ということで、オーケストラ席を取りました。
初めて座るオーケストラ席、バルコニー席とは椅子が違うぜ。
ゆったり出来るシートだけど、前にでかい人が座ると舞台が見えない感じ。
折角なのでおしゃれをしていきました(スッピンだけど…)。
ちなみに両親、オペラは初だったので「DVD見て予習しといて!」と注文をつけときました。
予習するのとしないので、面白さが全然違うからね。
題目は「蝶々夫人」
アメリカで見るとしては微妙かな?とも思ってたのですが、それが全く。
すっごく面白かったです。
黒衣がいて開演前や休憩中に舞台脇の小物を動かしていたり
(歌舞伎は見たこと無いけど、もしかしたらそっくりに動いてるのかも)
もちろん上演中もさりげない仕事をしてたり。
日本人役のキャストの動きもなかなかだった。
特に蝶々さんの動き、女子高生とかマジでしてそう!ってくらいで、
他のキャストも、確かに日本人ってこういう動きするよなっていう動きをしていて、
苦笑いがでるくらい。
衣装も工夫されていて見所があったし。
もともと蝶々夫人は日本の曲が引用されてるんだけど、
今回は少なかったというか、あんまり気がつかなかった。
正直気がつかないなんてありえないと思うんだけど、
演出上曲を控えるなんてことができるんだろうか? 気のせいかな?
もちろん各アリアも素晴らしくて、
特にスズキ・ピンカートン・シャープレスの三重唱が素晴らしかったです。
まぁでもちょっとピンカートンがなぁと思っていたら、
最後の挨拶の時、彼はブーイングをもらっていた。
他がみんなが素晴らしかったので、比較すると確かにちょっと残念でした。
このDVDがでたら欲しいと思うぐらいの、素晴らしいオペラでした。