2010年1月9日土曜日

Muir Woods National Monument

サンフランシスコから有名なゴールデンゲートブリッジを渡って
一号線に入り、ものすごい急カーブを走って
Muir Woods National Monument(ミュアウッズ国定公園)へ
行ってきました。
公園への道のりは、幅も狭いしカーブも激しいのに、
駐車場には観光バスが何台も止まってる。。。
あの道を走ってきたのかぁとちょっと感心。
運転した身としては、横だけじゃなく縦にもカーブって感じだったよ。

今日は買ったばかりの靴を足に慣らすため、軽めのトレイル予定。
朝から作ったお弁当が入ったリュックをしょって、
先日買ったトレイルの靴に履き替えていざ出陣。

入場料は一人$5だけど、黄門様の印籠よろしく「America the Beautiful」で入場。
入場ゲートから続いているメイントレイルはアスファルト敷きで、
観光客も多くて、結構うるさい。
$1トレイルマップを買って、早々に道を外れる。
ちなみにこの地図、メイントレイルを外れるなら買っといた方がいい。
入場の際にもらったパンフにも、地図は載ってるけど、
ほぼメイントレイルしか記載されてないから、
そこを外れたらどこにいるかがわかんなくなるし。
現にトレイル上で困ってる人がいた・・・

さて10時半辺りから登りだしたけど、山の中は静かで気持ちいい。
登ってる途中、ボランティアを伴った団体さんが下ってきたり、
バラを持った人と何やら司祭の人が儀式をしていたり
(結婚式かもと思ったけど、なんだか不明)で
ふらっと行ける身近な山って感じなんだけど、
基本、人にはほとんど会わないから、静寂がうれしい。
苔やきのこも雨期のせいで生き生きしてた。

1時頃にピクニックエリアでお昼ご飯を食べて、
「さて、山を下りて帰るかぁ」と下っていると、
なんとさっきの団体さんが登ってくる(人数は減っていた)。
「あなたたち、さっき会ったね」とか「2回目だね」とか声をかけられて、
「そうだね」とか答えたけど、
いや、でも君たちさっき下ってたやん! また登んの!?って突っ込みたい気分だった。
だんなが一言「山登りしてて、2回目だねって言われたのは初めてだ」

メイントレイルについたら、人がまた増えていて喧噪が増していた。
それにアスファルトの上をこの靴で歩くとすごいしんどい。
それまでは元気だったのに、一気に疲れたー。

そういえばこの公園、すごいでかいセコイアが残っていて、
みんなそれ目当てに見学に来てます。
redwoodという種類で背も高いし幹も太い。樹齢も2000年!
杉に似てるねとか話してたけど、よく考えりゃ、セコイアは杉の一種。
間抜けだなぁ・・・(苦笑)

セコイアを見上げながら、一人で「あー、草食恐竜が大きいはずだ。
葉っぱが先端にしか生えてないし、
あれを食べようと思えば前足を浮かすしかないな。
そうするとあの木は恐竜の体重さえも支えることが可能なのかぁ。
すげーなー」とかつぶやいていると、
なんでそんなこと考えてるのって顔のだんながいた。
いや、だってすごくないか?

帰りは行きと違う道だけど、やはりすごいカーブを走って帰りました。

しかし、あの儀式めいた物は何だったんだろう。
メイントレイルからちょっと入ったところでやってたんだよなぁ。
何名かそれを見ている人もいて、かなり怪しかった・・・