2010年11月26日金曜日

白い砂と青い空の2日目

モーテルの朝食(意外に悪くなかった)を摂ったら、再度ホワイトサンズへ。

一番奥にあるアルカリフラットトレイルは
白い砂と青い空しか見えないというトレイルで、今日はそこを歩くのです。
まぁトレイルと言っても砂漠なのでもちろん道はなく、
ポールが点々と立ってるらしいだけらしい。
そのポールを目印に砂漠の中を一周するルート。
ちなみに次のが見つからなかったらそれ以上進まず帰ってくるように!とのことです。
迷うからね。

さて、トレイルヘッドに着いたら
迷っても捜してもらえるようにノートに名前と時間を書く。
出発時間午前9時。
何名か既にトレイルを歩いてるみたい。

今日は昨日より風が弱いけど、同じくらい寒い。気温は摂氏6度。
空は青空、雲ひとつ無し。西には白い半月が浮いてました。
トレイルヘッド周辺では既に子供たちがそりで遊んでます。

トレイルを進むに連れて喧騒もなくなり、他に人の姿は見えなくなりました。
本当に白い砂と青い空。歩く音と風の音だけ。
デジカメで風景を撮っても明るすぎて液晶ではきちんと確認できない。
(一部液晶が死んでるのが原因とも考えられる)

いろんな風紋ができて、足あとが少しずつ不鮮明になっていく。
そしてどこまでも白くどこまでも青い。
なんだかロマンチックです。
寒さ対策のため、素敵とは程遠い格好をしていますが(苦笑)

後半はポールをちょっと離れて、急斜面を駆け下りたりしてみました。
ズボンで滑ってみようとしたけど、それは無理だった。
でもテンション上げて斜面で横になったら、背中の合間から砂が!
ちょっと大変で間抜けな(大変間抜けな?)状態に…(笑)
内緒ですが。。。

それはさておきトレイルヘッド周辺以外で出会ったのは3人だけでした。
なのでほとんど誰にも邪魔されず、トレイルできました。
静かなのがいい人にはオススメです。

迷わず無事トレイルから戻ったのが12時で、車も観光客もすごく増えてた。
しかも足あともそりの跡も倍増しててがっかり。
今まで静かなところを歩いてきたので、余計にそう思うのかもしれないけど、
せっかく厳かな気分だったのに…

と言っていても仕方がない。
お腹が減ったので(トレイル中からお腹がなってた(笑))
誰がこんな所でバーベキューするんだよっていうピクニックエリアで昼ごはん。
さっきまで歩いてたから体が温まってたんだけど、
日陰で風が吹いてたので、すぐ冷えちゃって
ブルブルしながらサンドイッチを食べるはめに(苦笑)
車ン中で食べれば良かったわ。

さて栄養補給をしたらホワイトサンズを後にして、
午後はドライブ。というかただの移動。
今日宿泊する予定のカールスバットの町はここから160マイル先。
遠いなぁ・・・

しかも走ってみると、本当に何もない景色で。
アメリカって広いなぁという感想しか出てこない。 
オーストラリアも結構ひどいという話をしながら車は進む。

夕方、町についたときはクタクタだった…
運転はダンナだったので、私はほんとに何もしてないのに。。。

モーテルにチェックインすると、隣の部屋から犬の声。
どうも隣人は留守にしてるらしく、構って構ってというワンコの声。
気持ちはわかるがそれは無理。そしてちょっとうるさい。

でも夕飯を食べて帰ってくると静かになってました。
夜は鳴かないでね、ワンコくん。
砂の上を歩いた疲れと、移動疲れで爆睡です。