2011年1月5日水曜日

メキシコ1日目

現地時間早朝5時半。
機内で寝てた頭も、着陸の時の振動でばっちり目が覚めた(笑)
飛行時間は実質3時間半しかないから寝不足だけど、
どうにかなりそうな予感。

まずは入国審査と税関。もちろん何もなく通過。
荷物を持って今日のお宿、空港と橋で繋がってるカミノリアルアエロプエルトホテルへ。
今日は一日観光だから、バックパックは預かってもらわないとね。

8時にロビーに手配車が来る予定なので
空港のセブイレでお水買ったり、紅茶買ったり、
ロビーで家から持ってきたおにぎりを食べたりして待機。
あと、お釣りぼられたり(笑)
(あとで確認したらぼられてたみたい。100円ぐらい。
 その後他のセブイレでも同じようなことがあった。
 他のコンビニはそんなことなかったのにー。セブイレ嫌いだー)

さて8時前に、お願いしていたミカドトラベルさんの人が来てくれました。
事前にメールで「英語で行き先のコミュニケーションが出来る運転手さん付き専用車」をお願いしていたんだけど、
時間があったのか、説明に日本人の方がきてくれました。

一人だったのでテオティワカンのツアーに入ったほうが安かったんだけど、
寝不足中の移動やその後の移動を考えると、これが一番よかったのです。
確かにお金としては倍近くかかったけど、安全はカネで買う。
それにツアーだと自分が行きたいところに行けない不満もあるしね。

まぁなんだかんだ、ちょっとミカドトラベルさんに無理言って(有難う御座いました)出発です。
向かうはテオティワカン。
行きはテンション高めだったからか、元気にぼーっと車窓を眺めてました。

遺跡についたのは9時頃。
入り口1(ケツァルコアトルの神殿)から入って
死者の道を上っていく予定だったんだけど、
運転手さん勘違いしてたようで、
結局入り口3(月のピラミッド)から入って、1で待っていてもらうことにしました。

まだ早い時間だから人はまばら、でも雲ひとつなく既に暑い・・・
とりあえず月のピラミッドに登ってみることに。
うーん、一段一段が膝近くまであって結構な急傾斜。
でも上まで登ると気持ちいいです。
登れるのは途中までですが…

向こうに見える太陽のピラミッドがでか過ぎて、遠近法が狂いそう。

しっかし遺跡の修復、どうにかならんかったんかなぁっていう感じ…
デカさとかはよくわかるし、これは修復された後だなってよくわかるんだけど、
コンクリでうち固められてるのを見ると、
誰にというわけではないが申し訳ない気持ちに…

月のピラミッドを降りて、ぶらぶら太陽のピラミッドへ移動。
死者の道、端っこの方は穴がぼこぼこあいてます。なんだろう?
振り返ると犬が。。。 野良犬? 
まぁでも犬じゃないな、この穴は。まさかの工事跡・・・?

さて太陽のピラミッドにも、もちろん登ります。
こっちはそんなに傾斜は強くなかったけど、でも高い分しんどい。
周りも人たちも頑張って登ってた。

でも案外、意外に簡単頂上。
このピラミッド、世界で3番目に高いらしく、
なおかつ登頂できるピラミッドとしては世界トップらしいです。
まぁなんていうかこの修復を見ると、登っても怒られなさそうです。

でも高いところが好きなので文句なし。気持ちいいし。
お腹が減ったので、月のピラミッドを見ながら今朝の残りのおにぎりを食べる。
米、うまいなぁ(笑)

食べ終わってふと振り返ると、メキシコ人と思われる団体(15人くらい)が
太陽に向いて立ち、みんな両手を上げてる… 
宗教的な感じだ。ちょっと怖くてちょっと笑える感じです。
思わず写真撮っちゃったよ。

しばらくすると彼らの礼拝も終わったようなので、
ピラミッドを降りて死者の道を下っていきます。

今回、テオティワカンで一番やりたかったこと、
それは死者の道を端から端まで歩くこと。
ツアーだと、両ピラミッドに登ってその間の道を歩くっていう内容が多いのです。
それにケツァルコアトルの神殿に寄らないことも多いし。

死者の道は、歩いてる人も少なくてのんびり気分。
と、ふと前の穴に生き物が! どうもマーモットみたい。
そうかぁ、穴は彼らの仕業か。
さすがに工事後じゃないよなぁ(苦笑)

それにしてもガイドブックに書いてあったとおり、
ほんと日差しがきつくて、影がない。
帽子かぶってるけど影がないのがしんどいわぁ。
唯一の影は、死者の道にある小さな川沿いの木陰だけ。
ちょっとだけ休憩しました。

ぶらぶらと頭の中で遺跡復元しながら死者の道歩いて、
着いたのはケツァルコアトルの神殿。
正直、ここが一番遺跡っぽく、ココを見ずをしてどこをみる!って感じです。

あーでも、日差しと寝不足と高地のせいで体ふらふら。
神殿も堪能したし、約束よりちょっと早いけど遺跡を後に。
車は既に待っていてくれました。
乗り込んで走り出したら直ぐに眠ってしまいました。

起きたら既に町の中。
結構深く寝てたみたいで、体はかなり楽になってました。

国立人類学博物館前で運転手さんとはお別れ。
入り口で持ち物検査があって、入場料を払います。
水を手で持ってたら捨てさせられました。かばんにいれときゃ良かった…

さぁてどこから回ろうかと、ガイドブックを見てたら
「どっから来たの?(英語)」と聞かれたけど怪しくて無視。
一応館内だったんだけど、中にもいるんだなそういう人。

ちなみにこの博物館、マヤ文明のカレンダーが多分一番有名です。
思ったよりでかい、けど前で写真撮る人が多すぎてゆっくり見れない。
個人的に楽しかったのは文明前のヒトの様子。
模型でその当時の生活を再現していたりして、こういうの好きです。

でも結局1階を5分の3まわったところで体力が尽きて、ホテルへ帰ることに。
すっごい面白いところなので残念。
元気なら丸一日ウロウロしても飽きないのにー、でも仕方ないな。
そういや今日もオルメカ文明のでかい頭の石像みました。

帰りは地下鉄で。
博物館のすぐ近くじゃなく、
少し離れてるけど乗り換えが1回で済む駅まで歩くことにしたら途中で道に迷った!
ちょうど直ぐ近くに役所的なところがあったので
そこの警備員さんに道を教えてもらいました。
地図持ってて良かったー、スペイン語は全然わかんないから。

地下鉄は女性専用車両じゃないのに、ほとんど女の人ばっかりの車両に乗り込む。
アジア人が珍しいのか、他に気になることがあるのか、
子ども(大人はさすがにしない)にじーっと見られてしまいました。
でも危なくはなかったです。

時々、隣の車両から物売りの人が来て、
シャボン玉を車内で作ったり、大音響でCD流してたりしてました。

無事地下鉄を乗り継ぎ、ホテルにチェックインしたら、
4時半だけど夕飯を取り8時にはすっかり寝てしまいました。