2010年9月5日日曜日

移動日 リマ→クスコ→オリャンタイタンボ→アグアスカリエンテス

7時半頃起きて9時前にホテルをチェックアウト。
10時10分発のクスコ行きの飛行機(TACA航空)に乗ります。

とりあえず空港でドルからソル(ペルー通貨)に両替。
アメリカ経済が弱っているせいか、
円だけでなくソルに対してもドルが弱くなっている…

搭乗した飛行機は30分ばかし遅れて出発したけど、
機長ががんばってくれて大体時間通り到着。機長、頑張りすぎ!
さっきまでホテルで寝てたのに、なぜか私は機内でも爆睡でした。

今回の旅行はクスコとマチュピチュ・聖なる谷のみなので、
飛行機を使った移動はリマとクスコの往復だけです。
有名どころのナスカもチチカカ湖もなし。リマの観光すらなし。
イキトスは前回堪能したのでもういいかなぁと。
乾季のアマゾンも興味あったんだけど、日程的に厳しかったので…
まぁ知り合いには、
「ペルーに2回も行くのになぜ一度もナスカもチチカカ湖も行かないんだ!」と聞かれたけど、
興味がないからしかたない。

到着したクスコ空港、なぜか両替屋が閉まってた。
日曜日だからか?

荷物をピックアップしてお迎えを探すと、
日本語アシスタントさんと運転手さんが待っていてくれました。

まずはクスコのホテルへ。
アシスタントさんと「実はクスコは2度目で」云々話していると、
彼も2月は全然仕事がなかったということでした。
前のガイドさんも2,3月の仕事が全部キャンセルになったと言ってたし、
その間はクスコは静かだったんだろうなぁ。

宿はhotel picoago。
といっても今日はここで宿泊するのではなく、単に休憩だけ。
ロビーで簡単な行程の説明をしてもらい解散(といっても客はうちらだけですが)、
昼ごはんを食べにいきました。

次のお迎えまで1時間ちょっとしかないので、アルマス広場周辺で食べることに。
ホントは金太郎という名の日本レストランを探していたが見つからず、
代わりにハンバーガー屋「ベンボスバーガー」で昼飯。

入ってから気づいたけど、そこはペルーのハンバーガー屋さんで本店は確かリマ。
なのでハンバーガーは独特の香辛料の味がしたけど、悪くなかった。
びっくりしたのはジュースのカップ。日本のSサイズ位なの!
アメリカサイズに見慣れてたので、マジで驚いた。
氷が入ってなかったのも意外だったし。
ハンバーガーはでかくて、食べきれないサイズだったんだけど…
(残ったのはもって帰ってその日の夕飯にしました)

高山であるクスコの空気は薄いが、体調は悪くない。
もちろん動きはいくらか緩慢になってるけど、前回ほどひどい息切れ感とか
頭がくらくらするとか、爪の色が青いとかはない。
日本語アシスタントの彼も
「前回高山病なかったら大丈夫」って言ってたし、そうなのかも。

それに今日はクスコには2時間しか滞在しない予定で、
すぐにオリャンタイタンボを越えて、
ずっと標高の低いアグアスカリエンテス(標高2000m弱。クスコは3600m)まで
移動していくので、高山病の心配は全然ないし。
ただ意識的に深い呼吸をするようにはしてたけど。

クスコからオリャンタイタンボまでは車で大体2時間で、道中またしても爆睡。
高地にくると眠くなるのかなぁ。
前回クスコに来た時も一日目はホテルで寝てたし。
(横になっていたのではなく、眠っていた)

すごい揺れで目が覚めると、そこはもうオリャンタイタンボ。
クスコもそうだけど道が石畳なので、趣はあるんだけど揺れが酷いんだよなぁ。

ここで運転手さんと別れ、ペルーレイルに乗り換えます。
(日本語アシスタントの彼は、途中で別れました)
ここからはスーツケースの持ち込みは不可と聞いてたので、
バックパック1個で行く予定でしたが、
うちらのかばんはキャリーオンバゲッジ(機内持ち込みサイズ)だったので、
それならOKということで、両方持って行けることに。
有り難い!

オリャンタイタンボからアグアスカリエンテスまでは列車で約2時間の道のりです。
正直そんなに遠くないんだけど、ゆっくりなので仕方ない。
それに基本単線だから、対向電車の通過待ちも少なくなかったしね。

そんなペルーレイルには色々驚いたことがあったけど、
一番驚いたのは運転席に2人乗り込んで、
ポイント毎に一人が降りて、毎回手動で切り替えてたこと。
あとは(うちらが乗ったのはビスタドームで)
食事サーブなどのために1車両につき3人乗り込んでること。
ペルーレイルは、如何に人出を使うか・雇用を増やすかに挑戦しているに違いない。
そりゃ、運賃高いよなぁ・・・
(行きは38ドル、帰りは54ドル。内19%TAX)

アグアスカリエンテス駅に着いたのは6時過ぎ。南半球なので空は既に真っ暗。
お土産物屋を抜けて、ホテルに向かいます。
お宿はhotel andina luxury。
地元路線の線路と川に挟まれたところにあります。
でも実は場所をちゃんと把握してなかったので、
合ってるかどうか着くまでドキドキだった。
無事着いたからいいけどもし違ったら大変だったなぁ、きっと(笑)

部屋からは(1月に洪水した)ウルバンバ川が見えて、
内装も好きな感じのいいお部屋でした。
まぁ川音が大きかったので、朝起きたとき雨なのかと思ったけど。

2日続けての移動だったので疲れてしまい(今日は寝てばかりいたけど)、
お腹も減ってなかったので
夕食も取らないで、部屋でゆっくりすることに。

さぁ明日はここからバスに乗って、念願のマチュピチュだ!