2010年6月14日月曜日

トレイルでエルクとご対面

心機一転! 今日はゆっくり出発です。
(朝8時まで公園の一部道路が工事中だったので)

9時頃にノリス着。
ここは世界で最も活動的な場所の一つで、
現在も新しい間欠泉が生まれたりしているそうです。
それを聞くだけで、なんていうか有り難い!(仏さんじゃないんだから(苦笑))

鮮やかな緑と黄色の苔が生えた川があって、
高台から眺めた景色は、ここは本当に地球か?という感じ。
地震とかで断層が現れたりするけど、それとは違う地球の活動形態が見れます。

午前中いっぱいノリスでうろうろして、その後マンモスまで移動。
途中、地球の歩き方に載ってた「黒曜石の壁」を探したけど、
全然見つからない!
何往復かしたところで、道をそれると小さな展示が。
そこにはまさに探していた黒曜石のことが!
でもここの黒曜石は普通のと違っていて、光ってはいないらしい。
えー、黒曜石特有のガラス質の壁が見れると思ってたのに!!
ちょっと残念な気分です。

さてマンモスビレッジまで来て(道すがらバッファローとかエルクとか見たよ☆)お昼ごはん。
ホテルの前ではバッファローが昼寝をしてた。

マンモスビレッジでの見所であるテラスマウンテンは
正直興味がなかったので、
(秋芳洞の方がよかったし、どこかの洞窟でみる僅かな段々畑の方が興味深い)
あっさり無視して、ビーバーポンドループを歩くことに。

遅い出発だったせいなのか(2時半頃出発)、
もともとあんまり人が歩いていないのか、
ちょっと山の中に入っただけで
ビレッジに溢れかえっていた人たちの喧騒が嘘のように消えて、驚いた。
人にも全然出会わないし、静かだし。
(結局10組ぐらいにしか会わなかった)
歩く時間がなくても、歩くのがめんどくさくても
ちょっとだけでもトレイルに入るのはオススメです。気持ちいいから。

途中窪地へ下る時、
ちょうど目の前から、エルクの親子が「がさがさ」っと走って山から下りてきた。
あちらもうちらを認めたようで、ピタっと止まって様子を伺っている。
少しして雄が一匹、その後ろから出てきた。

道は少しまっすぐいって、すぐ右にそれていくので、
トレイルを歩く上では問題ない距離がエルクとの間にあるんだけど、
思わずだんなと二人、立ち止まってしまった。

お互いの間は軽く100メートルはあるんだろうど、意外な迫力にどきどき。

こちらは動かず、エルクはこちらに注意を向けながら山の中を水平移動。
そのままお互い様子を伺っていると、私等の後ろから人が来て、
エルクは山へ帰っていきました。
やっぱり鹿とはいえ野生動物は怖いなぁ。

その後、遠くのエルクの群れとかキツツキとかうさぎとか見たけど、
ここで一番印象に残ったのが、この鹿の親子でした。

道はその後、森とカルスト台地(だと思った)の草原が交互に続いていて、
池で折り返し、草原が主な風景となりました。
予想どおり3時間ほどで一周。出口(入口?)のホテルの裏に出てきました。
ちょっとおつかれです。
今日のお宿は北ゲートすぐのガーディナーという街なので、
車に乗って向かいました。

走って行くと、ほんとにゲートをでてすぐに町があって、
こじんまりしてるけどきちんと整備されてます。

宿について一息ついたら、夕飯を食べにお出かけ。
お店は昨日と同じく中華を選択。
店構えがファーストフードで、昨日のとこより高いからちょっと躊躇したけど、
意外に昨日のとこよりおいしかった。

ただ、おかずを2皿とご飯を頼んだら予想以上の量がでてきたので食べきれません。
残った分は明日の朝ごはんです。

お腹いっぱいになってぶらぶら歩いて帰る途中にも、
ホテルはたくさんあったけど、どの宿も「満室」を掲げている様子。
シーズンだからかぁ。

その後、部屋でゆっくりしてるとだんだん頭痛がしてきた。
多分、直射日光に目がやられたんだと思う。
トレイルの時はいつもは帽子をかぶって歩く(サングラスはどうも好きじゃない)んだけど、
今回は忘れたのでそのまま歩いたのが原因。
でもこんな時のために、冷えピタを持ってきているのです!(初めて役に立った)

おでこに冷えピタを貼って、おとなしく就寝。

どうでもいいが、だんなは帽子もサングラスもしないのに、
日光で目をやられるっていう体験がないのはなぜだろう・・?
同じ場所に同じ時間いるんだけど。