2010年6月16日水曜日

晴れのち雨、また晴れ。

早朝、ひとしきり雨が降って止むと空はぐんぐん青空に。
朝ごはんをホテルで食べて出発です。

車に荷物を乗せていると、だんなのカバンから水が!
どうも魔法瓶がきちんと締まってなくて、入れてきた紅茶が漏れ出していた様子。
すぐに救出作戦。カバンと服はすぐに洗って、
後部座席にダンボール(ちょうど収集していたのでもらってきた)を引いて乾かす。

今回一番の被害者は地球の歩き方「アメリカの国立公園」。
下3分の1が濡れる。紙は水に弱いからねぇ。
(多少ヘロヘロになったけど、その後も使用中)
でも気づいたのが車で走り出す前で良かった。

再出発。
晴れてるので、レイク沿いにある高低差のないstorm point trailを歩くことに。

トレイルヘッドに行くとレンジャーがいた。
レンジャープログラムかと思ったら
「3日前にグリズリーベアが出たから、もし出会ったりしたら引き返すように」と忠告してくれた。
彼、たぶんそのためだけにここにいるんだろうなぁ。

熊には出会いたくないなぁと歩き始めて、草原にはバッファロー。
昨日出会った時は、本当に怖かったけど今は全然平気。
なぜなら前方にはレンジャープログラムの団体。味方がいます。

途中彼らを追いぬいて歩いたけど、他に人はほとんどいず。
うれしいことに熊にも出会わず、
空の色を反射させた湖は碧く、キラキラしてました。
しかも湖に近い草原にはマーモットがたくさん。かわいいぜ。

まだ疲れが取れてないようだったのでゆっくり歩いて1時間半くらいで終了。
きた時にいたレンジャーの彼はいなかったので、
多分熊の動きそうな時間が過ぎたので帰っていったのだろうと推測。
レンジャーは大変だなぁ。

そのまま車でウエストサムの間欠泉へ。その頃にはまた天気は下り坂。
ううん、暗い雲が出てきたなぁ。
足早に、久しぶりな気分で間欠泉を見て回る。
間欠泉をいっぱい見たのはついおとといなんだけど、なんだかだいぶ経った気がする。
そしてバスツアーの中国人に紛れる私たち…
別に一緒に歩いてるわけじゃないんだけど、歩調が一緒…

実はここ、あんまり期待してなかったんだけど
青好きの私としては大満足でした。
湖は既に荒れた色してたけど、プールはきれいだった。
でも空はもうやばい。。。
急いで車に戻るとすぐに降りだしました。危ない危ない。

そのまましばらくはかなりの雨。みぞれ混じり。
降ってるなぁとグランドビレッジのビジターセンターで雨宿り。
結局雨があがるまでそこにいて、今日のお宿のキャニオンビレッジへ向かうことに。

途中道を間違えて(勘違いして爆走した)引き返してきたけど、
そのおかげでヘイデンバレーでグリズリーを見ることができた。
案の定道は大渋滞してて、きっと何かいるに違いない!と車を脇にとめて、
人がいるところにダッシュ。
そろそろと山に帰っていくグリズリーの姿が!
もうちょっと早く着いたら、もっと堪能できたのに。

そのままヘイデンバレーを行くと、何人かが草原にカメラを向けている。
気になったので車を止めて双眼鏡で探すと、再びグリズリー!
前回より遠い。
でも明らかに人が人を呼んで、増える車と人の数。
ふと横を見ると、レンジャーも見てる。

ここの法則(一体なんの法則かわかんないけど)。
道端に車を止めて双眼鏡で観てる人は動物を探してるだけで、
カメラを構えてたら何かいる。
人が多ければ多いほど、めずらしい動物がいる。

でもちょっと遠すぎかな。倍率10倍でもかなり小さい。
諦めて去る人も多い。うちらも去ろう。

ロッジにチェックインして適当に夕飯を食べ、今日は早い就寝。
明日は朝早くから、ヘイデンバレーに動物観察に行くのです!